〔開催後記〕
今回の「腎臓健康教室」には、5月26日に行われた「健康セミナー」に出席された方が
ご参加されました。
そこで、私たちは「なぜ血圧は上がるのか?」ということを考えました。
要するに、体のどこかで血液が不足しているという信号を脳で受けて、末端まで届くように
圧を上げている。しかし、降圧剤で血圧を抑えてしまうと、血液が行き届いていない場所は
酸素・栄養が不足した状態なので、機能がどんどん低下していきます。
ですから「腎臓病は治らない」ということになっているのではないでしょうか?
血圧が上がることは体が要求していることだとしても、高い状態が続けば
心臓への負担は大きくなり、また別の危険性が出てきます。
「内臓トレーニング」では、〔第2の心臓 ふくらはぎ〕を動かすことにより、
心臓の負担を軽減し、より強い血液の流れを作ることで臓器の末端まで
血液を流します。
血液が行き届けば、脳からの血圧を上げる指令も必要なくなり、
血圧が安定します。また、臓器も活性化し検査数値が基準値内に戻ります。
参加者の皆さんは、今まで考えていた事とまったく逆の話を聞いて
はじめは戸惑っていましたが、自身の病歴・体調と照らし合わせることで
納得されていました。
「降圧剤がすべて害だ」ということではありません。早急に血圧を下げなければ
ならない時は薬の力を必要とするでしょう。
ただ、薬というのは、必要なときに必要な量を必要な期間服用するもので、
長期間にわたり服用すれば、体の中に余分なものとして蓄積されてしまい、
副作用として体に変調を起こしてしまいます。
皆さんは、薬害については知っていても、やめることはできないでいます。
薬をやめることの代替策がなかったからです。
ですから私たちは、薬を必要としない体に戻すための代替策として
「内臓トレーニング」を推奨しているのです。