第7回 「腎臓健康教室」 平成19年5月29日(火)

   〔開催後記〕
今回の「腎臓健康教室」には、5月26日に行われた「健康セミナー」に出席された方が
ご参加されました。


   そこで、私たちは「なぜ血圧は上がるのか?」ということを考えました。
なぜ血圧は上がるのか?
         
   
   要するに、体のどこかで血液が不足しているという信号を脳で受けて、末端まで届くように
  圧を上げている。しかし、降圧剤で血圧を抑えてしまうと、血液が行き届いていない場所は
  酸素・栄養が不足した状態なので、機能がどんどん低下していきます。
  ですから「腎臓病は治らない」ということになっているのではないでしょうか?
  
   血圧が上がることは体が要求していることだとしても、高い状態が続けば
  心臓への負担は大きくなり、また別の危険性が出てきます。
血圧が安定する仕組み
   「内臓トレーニング」では、〔第2の心臓 ふくらはぎ〕を動かすことにより、
  心臓の負担を軽減し、より強い血液の流れを作ることで臓器の末端まで
  血液を流します。
  血液が行き届けば、脳からの血圧を上げる指令も必要なくなり、
  血圧が安定します。また、臓器も活性化し検査数値が基準値内に戻ります。
   参加者の皆さんは、今まで考えていた事とまったく逆の話を聞いて
  はじめは戸惑っていましたが、自身の病歴・体調と照らし合わせることで
  納得されていました。  
   「降圧剤がすべて害だ」ということではありません。早急に血圧を下げなければ
  ならない時は薬の力を必要とするでしょう。
  ただ、薬というのは、必要なとき必要な量必要な期間服用するもので、
  長期間にわたり服用すれば、体の中に余分なものとして蓄積されてしまい、
  副作用として体に変調を起こしてしまいます。
  皆さんは、薬害については知っていても、やめることはできないでいます。
  薬をやめることの代替策がなかったからです。
   ですから私たちは、薬を必要としない体に戻すための代替策として
  「内臓トレーニング」を推奨しているのです。